今搬の新型コロナウイルス感染症の影響によって多くの企業が休業の措置を実施しました。
しかし、休業期間中に労働者に休業手当が支払われないケースも見受けられ、労働者の保護が求められていました。

この度、厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症及びそのまん延防止の措置の影響により休業した中小企業の労働者のうち、休業中に賃金（休業手当）を受けることができなかった方に対して、当該労働者の申請により、「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」を支給することを公表しました。

主な内容は以下の通りです。
〇対象者
令和2年4月1日から9月30日までの間に事業主の指示を受けて休業（休業手当の支払なし）した中小企業の労働者
〇支援金額の算定方法
休業前の1日当たり平均賃金 × 80％ ×（各月の日数（30日又は31日） ー 就労した又は労働者の事情で休んだ日数）
〇申請方法
郵送（オンライン申請も準備中）
郵送先：日本郵便株式会社 京都中央郵便局留置　厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金担当

なお、申請については、事業主用（事業主を通じて申請するケース用）と、労働者用（労働者本人が申請するケース用）の2通りが公表されています。

詳細については以下のリンクをご参照ください。

※関連リンク↓
・厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金（概要）」
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000646900.pdf
・厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金のご案内」
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000646892.pdf
・厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金 Q＆A」
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000646901.pdf